佐高信
著者のコラム一覧
佐高信評論家

1945年山形県酒田市生まれ。「官房長官 菅義偉の陰謀」、「池田大作と宮本顕治 『創共協定』誕生の舞台裏」など著書多数。有料メルマガ「佐高信の筆刀両断」を配信中。

人生を野球にたとえれば、村田兆治はカーブを投げられなかったのかもしれない

公開日: 更新日:

村田兆治(2022年11月11日没/享年72)

 経済評論家の神崎倫一が拙著『情報は人にあり』(講談社文庫)の解説に次のように書いてくれてから、村田兆治のことは気になりつづけてきた。

「ケレン味のない直球投手である。ロッテの村田兆治のように、ひたむきに攻めてくる。ぶつけられたら、さぞイタいだろうし一大分、悲鳴をきいた一観ている者にとってはこれくらい痛快なこともないだろう」

 辛口評論家などといわれた私の批判を村田の豪速球にたとえてくれたわけだが、神崎の解説はその後、次のように続く。

「だが、ペンの凄味とはガラリと変わって、素顔の佐高信はカラリとした人柄で、飾り気がないナイスガイである」

 神崎のリップサービスをそのまま引くのは気がひけるが、私はともかく、村田の素顔は「顔飾り気がないナイスガイ」なのだろう。

 この文章が出たのが1992年2月。以来30年を私はとりわけ村田をわがことのように思って過ごしてきた。

 そしてこの結末である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    「ルフィ」が溺れたダイナマイトボディー…ピロートークから漏れた詐欺グループの全容

    「ルフィ」が溺れたダイナマイトボディー…ピロートークから漏れた詐欺グループの全容

  2. 2
    開成も麻布も実は“すべり止め”…両校を蹴って秀才が行く最高峰「筑駒」の実力

    開成も麻布も実は“すべり止め”…両校を蹴って秀才が行く最高峰「筑駒」の実力

  3. 3
    自民党総裁の「バカ息子」トップ5 岸田文雄、菅義偉、純一郎の息子がランクイン

    自民党総裁の「バカ息子」トップ5 岸田文雄、菅義偉、純一郎の息子がランクイン

  4. 4
    「舞いあがれ!」次週は舞の恋愛が動き出す? 貴司への思わせぶりな態度に見え隠れするしたたか戦略

    「舞いあがれ!」次週は舞の恋愛が動き出す? 貴司への思わせぶりな態度に見え隠れするしたたか戦略

  5. 5
    “スーパー中学生”ドルーリー朱瑛里に海外流出を危惧する声…弁護士を通じ異例の要請

    “スーパー中学生”ドルーリー朱瑛里に海外流出を危惧する声…弁護士を通じ異例の要請

  1. 6
    森七菜が完全復活に向けて猛攻勢! “月9”主演のパートナーに「間宮祥太朗」があがるワケ

    森七菜が完全復活に向けて猛攻勢! “月9”主演のパートナーに「間宮祥太朗」があがるワケ

  2. 7
    住友化学「利益ゼロ」「配当金未定」の衝撃!トップは経団連会長、賃上げの行方は?

    住友化学「利益ゼロ」「配当金未定」の衝撃!トップは経団連会長、賃上げの行方は?

  3. 8
    HIS創業者が退任へ…カリスマ起業家と呼ばれた澤田秀雄氏の落日とつまずきの始まり

    HIS創業者が退任へ…カリスマ起業家と呼ばれた澤田秀雄氏の落日とつまずきの始まり

  4. 9
    2022年「大阪公立大」誕生の影響も…関関同立は理系学部中心に偏差値が急上昇

    2022年「大阪公立大」誕生の影響も…関関同立は理系学部中心に偏差値が急上昇

  5. 10
    ローテは残り1枠…日本ハム吉田輝星「先発」転向で待ち受ける厳しすぎる現実

    ローテは残り1枠…日本ハム吉田輝星「先発」転向で待ち受ける厳しすぎる現実