元川悦子
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元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

日本代表を追ってドイツへ シュツットガルトーフランクフルト戦は日本人4人が先発フル出場

公開日: 更新日:

欧州全土を網羅している高速バスを利用

 そこで考えたのが、高速バス利用。これまでの欧州取材は鉄道をメインに動いていたのだが、レイルパスも割高で直前の切符購入はもっと高い。だが、フェリックスバスなら欧州全土を網羅していて柔軟に動けて安い。16日の到着後、シュツットガルトまでの移動料金は13ユーロ(約1800円)。鉄道だと50~60ユーロ(7000~8500円)程度はするからだいぶ助かった。

 観光名所として名高いハイデルベルクでの乗換え時間を有効活用し、急ぎ足でハイデルベルク城の見えるネッカー川まで行って記念撮影。シュツットガルトに着くと中央駅が大規模工事の真っ只中だった。

「シュツットガルト21」という計画で2010年から始まり、当初は2019年には完成予定だったが、2025年までずれ込んだという。おかげで迂回させられ、荷物を持つ旅行者としては辟易させられた。それでも少し奮発して地元ビールのサンバルト・ハーフヴァイツェンビールを飲みながら、シュニッツェルに舌鼓を打ち、気分も高揚。この日は早く眠ることにした。

 迎えた17日朝。現地は雨が降ったり、晴れ間がのぞいたりと不安定な天候。気温も最高15度で酷暑の東京からやってきた人間には辛い。気持ちを入れ替え、鉄道で約6年ぶりのメルセデス・ベンツ・アリーナへ向かい、ブンデスリーガ1部のシュツットガルトーフランクフルト戦を取材した。

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