ソフトバンク柳田の外野守備は今季で見納め? 3試合連続「DH」は来季以降の“終の棲家”

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 ソフトバンク柳田悠岐(33)といえば、日本を代表する強打の外野手。昨年の東京五輪でも全5試合に「6番・中堅」としてフル出場した。

 しかし、そんな鷹の主砲が外野を守るのは、今季が最後になるかもしれない。

 7月2日から4日まで、3試合連続「4番・DH」で出場中。柳田自身はかつて「4番は打ちたくない」と言っており、工藤前監督も3番が適正打順だと見極めていた。しかし、主力が続々コロナ離脱とあって、藤本監督も「本当は3番を打たせたいけど、4番打者がいない」と、苦肉の策であることを認めている。

 打順に関してはグラシアルやデスパイネがコロナから復帰すれば、4番からは解放されるだろう。ただ、守備位置は別だ。

「今季は外野を守るチャンスがあるが、来季以降はどうか」と、あるホークスOBが続ける。

「36歳のグラシアルとデスパイネは今季限りの1年契約。オフに退団の可能性が高く、そうなるとDHが空くわけです。柳田は2019年オフに7年もの長期契約を結んだ。今季が3年目で、あと4年もある。かつて7年契約を結んだ松中は、ケガや不調で契約期間の半分以上はまともに働けず、その後、球団が長期契約を忌諱するきっかけにもなった。球団はその反省もあって、いかに柳田を上手く活用するか、気を揉んでいる。そのひとつがDH専任です」

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