日本ハム獲得メネズは年俸3000万円…格安新外国人左腕のポテンシャルは?

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 新外国人が格安価格で日本ハムにやってくる。

 球団が年俸3000万円プラス出来高で獲得を発表した前カブスで左腕のコナー・メネズ(27)。

 身長188センチ、体重93キロと体は立派だが、借金17のパ最下位に沈む新庄日ハムの救世主になりえるか。

 2016年ドラフトでマスターズ大からジャイアンツに入団、19年にメジャーデビューし、通算24試合で2勝1敗、防御率3.95とメジャーでの実績は心もとない。

 日本ハムの新外国人といえば、ファンの頭をよぎるのは右腕ガントだろう。今季、年俸2億4000万円と球団にしては破格の待遇で獲得したものの、来日直後に右肘を故障。いまだ二軍ですら一球も投げておらず、不良債権になっている。

 大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう話す。

「メネズはテークバックが小さく、リリースポイントが打者に近いため、球の出どころが見えにくい。ストレートの球速は145キロ程度でも、打者は実際の球速よりも速く感じるタイプの投手です。昨季はマイナーで42回3分の2を投げて29四球と制球に課題がありましたが、今季は21回で8四球と改善している。リリーフ投手として日本でも通用する可能性はあります」

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