石川遼「遅すぎる」謝罪会見のナゼ…自主隔離違反で謹慎中、透けるメインスポンサーの思惑

公開日: 更新日:

「なぜ今なのか?」

 そう思ったファンは多いだろう。

 先月、米国から帰国した男子ゴルフ石川遼(30)は、自主隔離期間中の違反行動が発覚。日本ゴルフツアー機構(JGTO)から1カ月の出場停止処分を受けて、現在は謹慎中だ。

 その石川が24日、翌日開幕のカシオワールドオープンの会場(高知・Kochi黒潮CC)で謝罪会見を行った。濃紺のスーツに、トレードマークの頭髪を後ろで束ねた姿で会見場に現れ、頭を下げた。

 それにしても、だ。この一件が明るみに出たのは11月8日午前。写真週刊誌「FLASH」の電子版だった。石川は翌日、事務所を通じてお詫びの声明を発表しただけ。この日の謝罪会見は遅すぎる印象は拭えない。

 その点について石川は、「時間がたつにつれ、自覚が甘いかもしれませんが、『自分の口から直接説明、謝罪をした方がいい』と思い至った」と説明したが、どうにも腑に落ちない。

 あるツアー関係者は「今週の大会主催者は石川の所属先ですから」と、こう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • ゴルフのアクセスランキング

  1. 1

    近年の夏は地獄…ベテランプロキャディーが教える“酷暑ゴルフ”の完全対策

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    女子プロゴルファー 初Vから「ポンポン勝てる選手」と「それっきりの選手」の決定的な違いとは?

  4. 4

    日本旋風で狙い撃ち?本場米国で看過できない“厳しい洗礼”の実態「嫌がらせと感じることもあった」

  5. 5

    女子プロ下半身醜聞“3股不倫”男性キャディーは「廃業」へ…9年の出禁処分が与える致命的ダメージ

  1. 6

    全米女子プロは風の使い方が明暗を分けた 竹田麗央が3日目に大崩れした原因は…

  2. 7

    下半身醜聞・小林夢果の「剛毛すぎる強心臓」…渦中にいながら師匠譲りの強メンタルで上位浮上

  3. 8

    国内男子プロが女子人気に到底敵わない決定的要因…今年も国内「最高額と最少額」大会がやってきた

  4. 9

    岡山→新潟→静岡→兵庫…2試合で1400キロの大移動はさすがに参りました

  5. 10

    資生堂・JALレディス「勝負の難関3ホール」攻略法を選手と所属プロが解説…好天候ならさらに難易度アップ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    仰天! 参院選兵庫選挙区の国民民主党候補は、県知事選で「斎藤元彦陣営ボランティア」だった

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  5. 5

    ドジャース大谷翔平に「不正賭博騒動」飛び火の懸念…イッペイ事件から1年、米球界に再び衝撃走る

  1. 6

    遠野なぎこさんか? 都内マンションで遺体見つかる 腐乱激しく身元確認のためDNA鑑定へ

  2. 7

    京成電鉄にのしかかるオリエンタルランド株の重荷…物言う株主の揺さぶりには抵抗も厳しい“お家事情”

  3. 8

    近年の夏は地獄…ベテランプロキャディーが教える“酷暑ゴルフ”の完全対策

  4. 9

    今度は井ノ原快彦にジュニアへの“パワハラ疑惑”報道…旧ジャニタレが拭い切れないハラスメントイメージ

  5. 10

    小泉進次郎農相がSNSで難クセ連発の理由…JA会長を名指しで晒し上げ連日大炎上