松山英樹ZOZO初日はボギーフリーの完璧ゴルフ!「調子が悪い」とぶっきらぼうな時は強い
同じ会場で行われた2年前はタイガー・ウッズと優勝争いを演じて2位とコースとの相性もいい。「いいプレーをファンの皆さんに見せたい」と調子が悪くてもスコアを伸ばすところが、メジャータイトルを手にしている実力者の底力といえる。
ちなみに今大会は世界ランク50位以内の選手は9人しか出場していない。トップ10は3位C・モリカワ、5位X・シャウフェレの2人だけ。19位の松山が3番手になる。だから世界ランクに反映される優勝者に与えられるポイントは今週40ポイントと、前週の「ザ・CJカップ」の63ポイントよりも低い。ようするにJ・ラーム、D・ジョンソン、B・デシャンボー、J・トーマス、R・マキロイ、B・ケプラらトップ選手がこぞって欠場しているからこそ、松山にも勝つチャンスが大きいといえる。
松山は今年4月の「テキサスオープン」が30位に終わり、翌週のマスターズ直前には「期待はゼロ」と仏頂面だったが、日本人選手初のメジャータイトル獲得という快挙を成し遂げた。