“さすらいのフットボーラー”松井大輔が明かす フットサル転身への決断とコロナ禍の孤独
今季の移籍期限は8月15日。同い年の盟友・駒野友一がJ3のFC今治に、茂庭照幸がJFL・岡崎へ赴いたように、松井も同じサッカー人としてのキャリアを歩めたはずだ。
しかし「人と同じことをやってもしょうがない」という男は<オンリーワンの矜持>を貫いた。
「39歳でベトナムに行った僕は、38歳でシドニーFCに行ったカズさんを越えられたな、と。そこだけは上回りました」と今年1月に話していたが、誰もやり遂げていないことに突き進むから面白い。 それこそが、松井大輔の真骨頂なのである。
■フットサルとサッカーの二刀流も視野に
近未来にはフットサルとサッカーの二刀流にも色気を示している。実現すれば、もちろん史上初だ。W杯参戦経験のある元日本代表選手が、その領域に達すれば画期的な出来事となる。