なでしこ高倉麻子監督「解任」の真相…東京五輪8強止まり、チーム内に不平不満の声

公開日: 更新日:

 2016年4月、なでしこジャパン(女子サッカー日本代表)の指揮官に就任した高倉麻子監督(53)が8月27日、オンライン会見に臨んで「東京五輪をひとつの区切りと考えていました。次にバトンを渡す時が来た」とコメントし、退任することを明らかにした。

 5年4カ月前、満を持しての監督就任だった。

 現役時代は女子代表歴79試合を誇り、引退後は年代別代表監督として14年U-17(17歳以下)W杯優勝など実績を残し、11年女子W杯で初優勝した佐々木則夫監督の後任に就いた。

 日本では男女のA代表を通じて初の女性監督である。JFA(日本サッカー協会)も地元開催五輪で至上命令とされるメダル獲得に向け、物心両面のサポートを行った。

■東京五輪はベスト8止まり

「高倉監督を尊重するあまり<すべて彼女の意思決定に任せる>ことになり、それがマイナスに作用して東京五輪はベスト8止まり。最後は解任も同然だった」と某マスコミ関係者が続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    3人の婚外子…菊川怜の夫・穐田誉輝氏“暴かれたスネの傷”

  5. 5

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  1. 6

    橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議

  2. 7

    橋本環奈《山本舞香と友達の意味がわかった》 大御所芸人に指摘されていたヤンキー的素地

  3. 8

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 9

    夏菜の二の舞か?パワハラ疑惑&キス写真で橋本環奈に試練…“酒浸り”イメージもそっくり

  5. 10

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで