渋野日向子の来季米ツアー切符獲得には「3つの難題」が

公開日: 更新日:

 今年もコロナ次第か。渋野日向子(22)は今季の国内開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」2日目に67で回り、通算6アンダーの5位タイに浮上。10アンダー首位タイの西郷真央(19)らを追う。

【写真】この記事の関連写真を見る(18枚)

 渋野は大会前、「2021年の目標は、“自分を知ること”です」と語っていた。しかし、最大目標は来季の米女子ツアー出場権を獲得すること。7月開幕予定の東京五輪代表の座より重きを置いている。

 19年全英女子オープン優勝で手にした米女子ツアーのシード権は、翌年の主戦場を国内ツアーに決めたことであっさり手放した。その後、米国で戦いたい気持ちが強くなり、昨年から欧米ツアーにスポット参戦。12月の全米女子オープンで優勝争いを演じたものの(4位)、未勝利で終了した。

 今季の出場権を争うツアーテストもコロナで中止になった。今年も何度か渡米し、是が非でも来季のツアー出場権を取りたいところだが、現状では課題が多く、簡単なことではない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • ゴルフのアクセスランキング

  1. 1

    女子ゴルフ「国内専念組」の本音は…昨季賞金30位でも4600万円以上、有力選手の米挑戦は大歓迎?

  2. 2

    原英莉花が国内ツアーをキャンセル、「罰金覚悟」で出場して得たスコットランド女子OPの収穫

  3. 3

    女子プロ国内「ビッグ4」米挑戦…ツアー切符得られてもその先に待ち受ける「5月の壁」

  4. 4

    山下美夢有 史上最年少で2年連続女王の快挙に白い目…ゴルフ関係者も呆れる“マーク問題”

  5. 5

    女王・山下美夢有の敵は申ジエと主催のJGA…日本女子OP単独首位でも油断できない複雑事情

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    竹田麗央へ…米挑戦を迷っているなら「前へ出ろ!」 飛距離、ショットの精度は十分対応できる

  3. 8

    破竹の勢い竹田麗央!4月初勝利からもう7勝《ビッグタイトル狙える、早く米国へ》と男子プロ驚嘆

  4. 9

    キャディー人生で最大の失敗劇…本当は思い出したくないけれど、そのすべてを話します

  5. 10

    森田理香子の衝撃の一発に「賞金女王」を予感した…後にも先にも女子プロのボールを追えなかったのはこの時だけ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    藤川阪神のドラ1指名は高卒投手か…最速150キロ超で《潜在能力の高さは世代ピカイチ》

  2. 2

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  3. 3

    谷原章介長男の芸能界挑戦で改めて感じる器の大きさ…実父・いしだ壱成と共演の可能性も

  4. 4

    目黒蓮“おバカキャラ封印”でますます上がる俳優業のハードル 「何をやってもキムタク」化の不安

  5. 5

    小泉孝太郎を他者第一にした "師匠"いかりや長介の教え

  1. 6

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  2. 7

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 8

    失敗を失敗でなくしてくれた…ふかわりょうの恩人に対する深い愛情

  4. 9

    森七菜の移籍トラブルと重なる伊藤健太郎の不義理退所…チラつくステージママの影

  5. 10

    昇格決定的の中日・井上二軍監督は立浪監督と何から何まで“正反対”《明るさと社交性のある熱い男》