G正捕手争いに大城浮上 一塁の“あのベテラン”にも火の粉が

公開日: 更新日:

 原監督が1日、球団公式インスタグラムに元木ヘッドコーチと登場。2日の西武との練習試合のスタメンを公表した。

 31日の紅白戦で、先発ローテーションの柱として期待されるサンチェスから特大弾を放った大城卓三(27)が「7番・捕手」に入った。試合後、原監督に「今年伸びた、最も働いてもらいたい選手」と褒められ、実績のある小林誠司(30)、炭谷銀仁朗(32)と火花を散らす開幕マスクの座に一歩近づいた。

 とはいえ、ここ数年、正捕手を務めてきた小林が、このまま2番手に甘んじるかといえば、そうとも限らない。

 さるチーム関係者がこう言うのだ。

「原監督は2月のキャンプで大城を捕手専念という形でスタートさせ、2次キャンプから『打撃を生かす』と一塁に専念させた。それが、3月のオープン戦に入ると、打撃の状態が落ちたため、また捕手に戻している。この時、原監督は『一塁一本にしたことで、打撃がいい状態になっていない』とご立腹だった。捕手より守備の負担が少ない一塁にしたのに、なぜ打てないんだ、ということ。今年は大城のリード面などを『伸びしろが大きい』と、ことあるごとに持ち上げているが、最大の持ち味は打撃というのが共通認識。打撃力を生かしてスタメンでは使いたいが、どこを守らせるか決めかねている。だからポジションがコロコロ変わるのです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  2. 2

    巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》

  3. 3

    オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味

  4. 4

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の立場を左右する? サイ・ヤング賞左腕が復帰へいよいよ秒読み

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  2. 7

    なぜこのタイミング?巨人オコエ瑠偉、増田大輝だけが「実名報道」されたワケ…違法オンカジ騒動で書類送検

  3. 8

    オリ&ソフトBが前田健太獲得へ虎視眈々!日米交渉ついに解禁も古巣広島に強力対抗馬出現で争奪戦に

  4. 9

    プロ野球の違法オンラインカジノ「汚染選手」はもっと隠れている!書類送検のオコエ瑠偉、増田大輝はまだマシ

  5. 10

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    中井貴一の“困り芸”は匠の技だが…「続・続・最後から二番目の恋」ファンが唱える《微妙な違和感》の正体

  3. 3

    大阪万博会場の孤島「夢洲」で水のトラブル続出の必然…トイレ故障も虫大量発生も原因は同じ

  4. 4

    渋谷区と世田谷区がマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」認める…自治体の謀反がいよいよ始まった

  5. 5

    Kōki,主演「女神降臨」大爆死で木村拓哉がついに"登場"も リベンジ作品候補は「教場」か「マスカレード」シリーズか

  1. 6

    森友文書の一部欠落で財務省が回答…公表された概要リストに「安倍昭恵」の名前

  2. 7

    巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》

  3. 8

    早実初等部を凌駕する慶応幼稚舎の人脈網…パワーカップルを惹きつけるもう一つの理由

  4. 9

    オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味

  5. 10

    迷走続く「マレリ・ホールディングス」再建…金融界の最大の懸念は日産との共倒れ