鈴木誠也はメジャーでもオールスター級の活躍が期待できる

公開日: 更新日:

 日本のプロ野球チームが、我々メジャースカウトや関係者の動きにかなりナーバスになっていると聞いた。

 例えば今年のキャンプを視察した同僚のひとりは、球場にいる間中、球団関係者に監視されていたそうだ。

 その球団にはメジャー挑戦をウワサされる選手がいただけに、タンパリングを警戒しているのだろう。日本の情報提供者から聞いた話だ。

 ただ、球団がどれだけ警戒しようと、メジャースカウトが指をくわえて選手を見ているだけなんてことはあり得ない。実際、あるメジャー球団のスカウトは、このオフに大リーグ入りした選手のひとりと数年前に会食をしていた。選手を獲得するためならルール違反をいとわない球団があるのは日米を問わないようだ。

 そんなメジャーがいまから腰を浮かせている日本人野手が、広島鈴木誠也(25)だ。

■5ツールプレーヤー

 日本の情報提供者によれば、ミート力、長打力、走力、守備力、送球力がすべて揃った5ツールプレーヤー。スイングにムダな動きがなくなり、昨年は首位打者のタイトルを獲得した。日本球界では最も三冠王に近い選手で、メジャーで必要なパワーもついてきた。仮にいますぐ海を渡っても、打率・280、20本塁打をマークしてオールスター級の外野手になると話していた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    楽天・田中将大は今や球団の「厄介者」…大幅負け越し&パワハラ関与疑惑に年俸2億円超ダウン

  2. 2

    巨人「助っ人野手の獲得下手」汚名返上できた納得の理由…今年はなぜ2人とも“当たり”?

  3. 3

    楽天・田中将大に囁かれていた「移籍説」…実力も素行も問題視されるレジェンドの哀れ

  4. 4

    中日「ポスト立浪」に浮上する“第3の男” 侍J井端弘和監督、井上一樹二軍監督の名前が挙がるが…

  5. 5

    “懲罰二軍落ち”阪神・佐藤輝明に「藤浪化」の危険すぎる兆候…今が飛躍か凋落かの分水嶺

  1. 6

    金銭トラブル退団ヤクルト畠山コーチ「若かりし頃の愚行録」…酒浸りでデーゲームに朝帰り、練習サボって風呂

  2. 7

    スタンフォード大・麟太郎のメジャースカウト評価は課題山積…ド軍指揮官からも耳の痛いアドバイス

  3. 8

    大谷が2026年WBCを辞退する可能性…二刀流継続へ「右肘3度目手術」は絶対避けたい深刻事情

  4. 9

    巨人・坂本勇人は《潔くユニホーム脱ぐべき》低迷でも“1年延命”で現役続行か

  5. 10

    あるのか西武「デストラーデ監督」…黄金時代の最強助っ人が“復帰”、就任条件もクリア

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    悠仁さまは学習院ではなぜダメだった?大学進学で疲弊する宮内庁職員「もうやめたい」と悲鳴

  3. 3

    大阪府の8割の小売店でコメ品切れ発生だが…吉村知事「備蓄米放出しろ」が腑に落ちないワケ

  4. 4

    巨人「助っ人野手の獲得下手」汚名返上できた納得の理由…今年はなぜ2人とも“当たり”?

  5. 5

    そんなに女性天皇がいやなのか…最近の雅子皇后いじめの裏にあるもの

  1. 6

    佐々木朗希にメジャースカウト「合格点」も…“投げては休む”は米国で受け入れられるのか

  2. 7

    巨人・坂本勇人は《潔くユニホーム脱ぐべき》低迷でも“1年延命”で現役続行か

  3. 8

    故・川田亜子さんトラブル判明した「謎の最期」から16年…TBS安住紳一郎アナが“あの曲”を再び

  4. 9

    “異例の成績”報道の悠仁さまに東大の「共通テスト重視」が与える影響は?

  5. 10

    やす子に始まり、やす子に終わった…一体、誰のための「24時間テレビ」なのか