G岡本とカープ誠也…悩める4番が球宴で交わした会話の中身

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 12日に行われたオールスター第1戦。試合前、巨人岡本和真(23)と広島鈴木誠也(24)の「4番」同士が野球談議に花を咲かせた。

 岡本は今季は打撃不振が続き、6日に連続スタメン出場が219試合でストップ。スランプ脱却へ、球宴では鈴木からの金言を熱望していた。「和真とは去年頃から話すようになった」という鈴木に、会話の中身について聞くと、こう言った。

「和真とは全然タイプが違うけど、バッティングはいろんな人の話を聞くことが大切だと思っているので、聞かれたらもちろん教えるし、こちらから聞くようにもしています。僕の場合、シーズン中は自分の感覚を優先することが多いけど、引き出しの1つとして身につけておきたいので」

 助言を求められた側の鈴木も何かを吸収しようという貪欲さを見せる。

「(いい打者は)みんな言っていることが一緒。(和真も)やっぱり同じ事をやっているんだとか、同じ事で悩んだり考えたりしているんだと思った。その再確認ができるだけでも貴重です」

 首位を快走する巨人で苦しむ4番、11連敗中の広島で責任を感じる4番。会話を後半戦の糧にできるか。

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