“新人1号弾”で証明 楽天ドラ1辰己はただの口達者にあらず

公開日: 更新日:

 新人で一番乗りだ。

 24日、ヤクルトとのオープン戦でドラフト1位の辰己涼介(22)が左越え2ラン。オープン戦で本塁打を放ったルーキー1号となった。17日のロッテとの練習試合でも2ランを打つなど、好調をアピールしている。

 走攻守揃った即戦力外野手として期待され、外れ1位ながら巨人阪神ソフトバンクを含む計4球団が競合。楽天がクジを引き当てると「まずは楽天カードを作ることからいこうと思います」と言って報道陣を笑わせ、石井一久GMとの対面を前に「早くお会いして、どのくらい面白い(人なの)か確認したい」とリップサービスまでしてみせた。

 達者な口はとどまるところを知らず、「走攻守、すべてにおいて自信がある。どのタイトルも狙える能力があると思う」と自信満々。「ゆくゆくはトリプルスリーを狙いたい」「1年目から143試合フルイニング出場」「2000安打で名球会入り」と大きな風呂敷を何枚も広げるのだから、「ビッグマウス」といわれるのも当然だった。

 あるパ球団のスコアラーが言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    スタンフォード大・麟太郎のメジャースカウト評価は課題山積…ド軍指揮官からも耳の痛いアドバイス

  2. 2

    大谷が2026年WBCを辞退する可能性…二刀流継続へ「右肘3度目手術」は絶対避けたい深刻事情

  3. 3

    W杯8強へ森保J「5人の重要人物」 頭痛の種は主将・遠藤航の後継者…所属先でベンチ外危機

  4. 4

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  5. 5

    悠仁さまは学習院ではなぜダメだった?大学進学で疲弊する宮内庁職員「もうやめたい」と悲鳴

  1. 6

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  2. 7

    巨人「助っ人野手の獲得下手」汚名返上できた納得の理由…今年はなぜ2人とも“当たり”?

  3. 8

    大阪府の8割の小売店でコメ品切れ発生だが…吉村知事「備蓄米放出しろ」が腑に落ちないワケ

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    巨人・坂本勇人は《潔くユニホーム脱ぐべき》低迷でも“1年延命”で現役続行か