アニキが勧誘も…前広島・新井が「阪神コーチ」断っていた

公開日: 更新日:

 久しぶりの「師弟共演」で会場は盛り上がった。

 去る11日、大阪市内のホテルで行われた前阪神監督・金本知憲氏(50)の殿堂入りを祝う会。花束贈呈役として矢野燿大阪神監督(50)とともに壇上に上がったのは、今季限りで現役を引退した前広島新井貴浩氏(41)。揃ってユニホームを脱いだ「兄弟」を巡って、会場ではこんな話がささやかれていた。

「新井さんは今季途中、金本さんから『阪神でコーチをやらないか』と声をかけられていた」と、古株の球界OBがこう補足する。

「新井は夏場には引退を決断していた。新井の自宅は阪神在籍時から神戸にある。一方、2020年までの3年契約を結んでいた金本には、来季に向けて右打者の打撃コーチを招聘する構想があり、イの一番に頭に浮かんだのが新井だった。この話を嗅ぎつけたマスコミが“新井招聘か”と動いたほど。とはいえ、新井は広島の大スター。リーグ3連覇に貢献し、絶大な人気を誇る。将来の監督候補でもある。外から野球を勉強したい気持ちもあって、丁重に断った」

 金本氏はその後、母校・東北福祉大の後輩で、元中日の和田一浩氏に白羽の矢を立てた。新井と同じ右打者だ。ところが――。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  2. 2

    小泉進次郎氏「死ぬまで働け」戦慄の年金プラン “標準モデル”は萩本欽一…なんでそうなるの?

  3. 3

    阪神・近本の“球宴サイクル安打”に感じる恥ずかしさ

  4. 4

    W杯8強へ森保J「5人の重要人物」 頭痛の種は主将・遠藤航の後継者…所属先でベンチ外危機

  5. 5

    貴景勝に今場所終了直後の「引退説」…満身創痍で大関陥落も「株・部屋」には不安なし

  1. 6

    大谷が2026年WBCを辞退する可能性…二刀流継続へ「右肘3度目手術」は絶対避けたい深刻事情

  2. 7

    竹内涼真“完全復活”の裏に元カノ吉谷彩子の幸せな新婚生活…「ブラックペアン2」でも存在感

  3. 8

    巨人が決められないバント、出ない適時打の八方ふさがり

  4. 9

    「負けた」はずの琴桜が「勝った」ウラ事情…疑惑の軍配が大炎上《翔猿がかわいそう》

  5. 10

    U18高校日本代表の気になる進路は?ドラ1最大4人、大阪桐蔭勢は早大、法大進学か