掛布氏と岡田氏は会話せず…阪神OB会に漂った微妙な空気

公開日: 更新日:

 出席したOBの中には、微妙な空気を感じた者もいたという。

 去る1日に大阪市内のホテルで行われた阪神のOB会総会・懇親会には、監督経験者の吉田義男、安藤統男両氏らOBや関係者、約50人が出席した。今季限りで退任した金本知憲前監督の姿はなかった。

 懇親会の冒頭、川藤幸三OB会長が壇上で「よそ様のワケのわからん球団が相変わらず補強しているが、今こそ腰を据えて将来の礎をつくってほしい」と巨人の大補強をチクリとやりながら激励。矢野燿大新監督も「皆さんの力を合わせて、強い阪神をつくっていきたい」と協力を仰いだ。

 出席者で注目を集めたのは、掛布雅之岡田彰布の両氏だった。両氏は今季、金本監督の去就問題が浮上した際に、次期監督候補として名前が挙がったが、結局、声がかかることはなかった。

「そんな微妙な経緯もあってか、掛布さんと岡田さんが会話を交わす場面は見られなかったそうです。掛布さんは複数のOBと会話しても、壇上の近くで行われていた集合写真の撮影には参加せず。岡田さんは吉田義男さん、真弓明信さんらと一緒に矢野監督と雑談したものの、監督就任に意欲満々だったため、心中は決して穏やかではなかったはずです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中日「ポスト立浪」に浮上する“第3の男” 侍J井端弘和監督、井上一樹二軍監督の名前が挙がるが…

  2. 2

    真田広之「エミー賞主演男優賞」快挙でようやく“上書き”される…葉月里緒奈との泥沼不倫劇

  3. 3

    小泉進次郎氏のトンチンカンが止まらない!「大学に行くのがすべてではない」「改憲はファストパス」まで飛び出す始末

  4. 4

    自己最多47号の大谷“独り勝ち”まである…防御率「30球団中26位」投壊ドジャースを襲うポストシーズン敗退危機

  5. 5

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  1. 6

    巨人・大城に国内FA権「行使熟考説」…阿部監督がボロクソ批判も他球団は「お値ごろ捕手」に興味津々

  2. 7

    コメンテーター「早口すぎて何を言っているのか聞き取れない」ワースト5はこの人たちだ

  3. 8

    高市早苗氏の猛追に旧統一教会が見え隠れ…熱心な信者がXで「サナエ一択」を大拡散

  4. 9

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  5. 10

    高松商・浅野翔吾“清原超え”でスカウトこぞってドラ1評価!「走る筋肉ダルマ」の心技体