歌舞伎町「メンズ地下アイドル」2人が逮捕 女子中高生を“食い物”にする悪辣手口
中高生の女の子に貢がせた挙げ句、みだらな行為をした男たちが「メンズ地下アイドル」などといって、跋扈している。東京都青少年健全育成条例違反容疑で地下アイドルグループ「蒼天」の田辺稜弥(25)と「時雨」の本田孝一朗(22)の両容疑者を警視庁少年育成課が逮捕した事件。
■17歳の女子高生から50万円巻き上げ…
「1枚1000円でツーショット写真を撮る『チェキ』などで、15歳だった女子高生から計300万円、17歳女子高生から計50万円を支払わせていたのですが、こうした事例は枚挙にいとまがないでしょう。お気に入りの『推し』に本気で恋する女の子を『リアコ』というのですが、金を貢ぐためにパパ活で売春したりしているのです」と某スポーツ紙文化部記者は言う。
■ここ10年ほどで台頭
少年育成課は「少女らの精神的な未熟さに付け込む犯罪」として、警鐘を鳴らしているが、親世代も状況を知っておいた方がいい。
「まず、男の地下アイドルは20年くらい前から出てきて、繁華街で台頭してきたのがここ10年ほど。メイドカフェならぬ『執事カフェ』が池袋で当たり、漫画のキャラクターのような格好をした若い男が給仕するといったコンセプトカフェといわれています。漫画とリアルの融合をうたい、2.5次元世界観などといわれ、会いに行けるタレントを標榜しているのです」