博多シングルマザー刺殺・ストーカー殺人犯の素性とその評判「女性がいないと生きていけないタイプ」
ストーカー殺人犯はキレやすく、嫉妬深い性格だったようだ。
福岡市博多区のJR博多駅近くの繁華街で、16日午後6時15分ごろ、福岡県那珂川市の派遣会社勤務、川野美樹さん(38)が刃物で刺され、殺害された事件。18日、県警の捜査員が、元交際相手で飲食店勤務の寺内進容疑者(31)を自宅から約900メートル離れた同区内の路上で発見し、任意同行を求め、殺人容疑で逮捕した。調べに対し、「刺したことに間違いありません」と、容疑を認めているという。
現場近くの防犯カメラには、寺内容疑者が会社帰りの川野さんに声をかけ、一緒に歩いているうちに言い争いが始まった様子が写っているという。寺内容疑者は突然、川野さんにつかみかかり、胸を刃物で刺し、覆いかぶさり、川野さんがグッタリして抵抗できなくなった後も、馬乗りになって執拗にメッタ刺しにした。川野さんは頭や胸に刺し傷や切り傷が十数カ所あり、失血死だった。
■嫉妬深く位置情報で行動をチェック
寺内容疑者は川野さんの行動をチェックし、凶器をバッグに入れ、会社からの帰り道で待ち伏せしていたようだ。犯行後は事件現場近くの自宅に戻り、血の付いた服を着替え、行方をくらましていた。