北新地ガールズバーで10代女性スタッフが深夜のバトル…“全2ラウンド”の一部始終
「むかつくんやったらタイマンしたらええやんけ。場所は用意したるわ」
経営する大阪・北新地のガールズバー「CUBE」の10代女性従業員をこうけしかけて、「決闘」させたとして、自称・半グレリーダーの上野瑛一容疑者(30)が先月31日、決闘容疑で府警天満署に逮捕された。
コトの発端は8月3日午後11時半ごろ、ガールズバーが入るビルの目の前の路上で従業員たちが起こしていた騒ぎ。元従業員のA子(18)が無断で店を辞めたことでモメていた。これに腹を立てた従業員のB子(17)がA子をLINEで呼び出し、罵り合いになった。互いに一歩も引かず、にらみ合う2人に対し、上野は1対1の決闘を提案。一同はタクシーに分乗し、5分ほど離れた北区堂山町にある系列のキャバクラに移動した。
店に着くなり、B子の仲間のC子がフライング。A子をかばうD子を速攻でフルボッコにし、鼻の骨を折る重傷を負わせた。日付が変わった翌4日午前0時半ごろ、ようやくメインイベント開始。A子とB子は約5分間にわたって素手で殴り合い。ケンカを売ったB子はA子に歯が立たず、返り討ちに遭い、血を流しながら地面に倒れ込んで、頭部打撲、首の捻挫など全治10日のケガを負った。A子は無傷のまま勝利した。