驚愕! 血まみれ「豚の生首」宅配で脅迫メッセージ…背後に“大物ヤクザ”の引退か
「おまえ、チャチャ入れてくんな!」
こんなメッセージが込められていたのか? 組織内の内紛を仲介した70代男性に対する「脅し」とみられている。
片目に刃渡り約8センチのナイフが突き刺さった血まみれの豚の生首を車のボンネットに放置したとして、大阪市西成区を拠点とする指定暴力団「二代目東組」本部長の木村純一容疑者(60)ら男5人が8日、脅迫と器物損壊などの疑いで府警捜査4課に逮捕された。
今年2月、元東組副組長で「二代目清勇会」の川口和秀会長が東組から離脱。9月には、堺市の清勇会の組事務所が何者かに襲撃され、ドアが工具でこじ開けられ、室内が荒らされる事件が発生。府警が東組の本部事務所をガサ入れしていた。
逮捕された5人は6月13日夜~翌14日朝、大阪府熊取町の被害男性宅と泉佐野市にある倉庫を襲撃。男性が所有する国産車2台のそれぞれのボンネットとフロントガラスの間のワイパーの部分に、血のついた豚の生首を置いた。さらに持参した凶器で倉庫に駐車していた車のフロントガラスを叩き割り、19万8000円の損害を負わせた。男性の車のフロントガラスが割られたのは、2回目だった。