“タレビン”に精子入れ女子高生にぶっかけ、スマホで動画撮影…51歳自営業男の犯行動機
ザーメンぶっかけ男は片手にスマホ、もう一方の手に「タレビン」を持ち、中に入れた自らの精液を女子高生にぶっかけては、その様子をスマホで動画撮影していた。
歩行中の女子高生に精液をかけたとして、東京都調布市の自営業、白沢直樹容疑者(51)が、21日(木)、器物損壊と都迷惑防止条例違反の疑いで警視庁調布署に再逮捕された。
白沢は3月30日午後5時ごろ、調布市内の路上を歩いていた女子高生の背後からそっと近づくと、スマホをかざしながら容器に入った精液を頭とコートに「ピュッ」とかけ、ダッシュで逃走していた。
今年1月、同様の事件が発生し、防犯カメラの映像などから白沢を特定。4月4日に逮捕し、自宅をガサ入れしたところ、押収したスマホに今回の犯行の様子を撮影した動画が保存されていた。女子高生を無断で撮影したことが迷惑防止条例違反、精液を衣服に付着させ、汚損させたことが器物損壊にあたると判断したようだ。
「タレビン」に入れスマホで動画撮影
調べに対し、「自分の精液を女性にかけるという別の事件のニュースを見て興味がわいた。初めて若い女性に自分の精液をかけた時のスリルや性的な高揚感、達成感が忘れられずにやった」と供述しているという。
「白沢は空調関連の会社を経営していたが、ここ数年、コロナで仕事がほとんどなくなり、生活が苦しく、ストレスがたまっていた。そんな時に女性に精液をかける事件のニュースを見たそうです。最初は精液に似た白いローションや乳液をタレビンに入れてかけていたそうですが、次第に精液をかけたくなる衝動にかられ、自分の精液を入れるようになった。動画を撮影していたのは、女性の体に精液がかかっているのを確認するためだったそうです」(捜査事情通)
押収したスマホには同様の「ザーメン動画」が12件保存されており、本人は「半年前から10回にいかないくらいやった」と説明。51歳にもなって1人暮らしをする調布市内の築27年の自宅アパートで、せっせとタレビンに自分の精液を詰め込んでいたようだ。