小泉進次郎「軍師」不在の危うさ…総裁選出馬会見は人数制限で記者“排除”、仕切り悪く評判ガタ落ち

公開日: 更新日:

「いま政治を変えなかったらこどもたちの時代に間に合わない」――。威勢はいいが、相変わらず言葉は軽かった。小泉進次郎元環境相が6日、自民党総裁選(12日告示、27日投開票)への出馬表明会見を開いた。満を持してのつもりだろうが、すこぶる評価を下げているのは会見の仕切りの悪さ。早くも指南役となる「軍師」不在の危うさが露呈した。

【写真】この記事の関連写真を見る(35枚)

  ◇  ◇  ◇

 会見場に入るには事前に送られてきたQRコードの確認が求められ、記者たちの座る席もあらかじめ決められていた。進次郎陣営が会見を告知したのは先月28日。しかし、その案内でハッキリ確定していたのは日時のみ。参加は事前登録制で会場は「調整中」。登録した記者に後日連絡する旨が記されていた。

「とりあえず問い合わせ先のメアドに、複数の記者の名前と連絡先などを登録したのですが、会見の2日前に『参加はメディア1社につき記者1人まで』との連絡が入りました。そんなことは案内文にはどこにも書かれておらず、だったら『先に言ってよ』という話です」(出版関係者)

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  3. 3

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  4. 4

    ドジャース初戦はパドレスのエース「奪三振マシーン」と対決!大谷とは“浅はからぬ因縁”が

  5. 5

    巨人・菅野智之 完全復活の裏に「格の落ちる相手投手」にぶつける阿部監督の心遣い

  1. 6

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  2. 7

    石破自民が掲げる衆院選公約案に国民冷ややか…「可愛さ余って憎さ百倍」で“石破離れ”が加速

  3. 8

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  4. 9

    悠仁さまの処遇めぐり保護者間で高まる懸念…筑付高は東大推薦入試で公平性を担保できるのか

  5. 10

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは