孫崎享
著者のコラム一覧
孫崎享外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

神宮外苑再開発で歴史を重ねた「杜」を壊す蛮行は許されるか

公開日: 更新日:
「東京のような世界の主要都市でこういう開発(伐採)が行われるとは聞いたことがない」、世界は驚きを持って見つめている(C)共同通信社

 イタリアの日本学者マライーニ氏が伊勢神宮を訪れた時、日本人の感性の鋭さについて、こう感じたという。

「大きな建物、柱、塔などがあるのではないかと探したが、そういうものは特にない。しかし、周りは自然にあふれている」

「日本人は、自然は人間の作るどんなものにもまして、万…

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