保阪正康
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保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

死刑判決を受けて初めて自分が人身御供にされたことに気づいた

公開日: 更新日:
前夜、旧日本軍による空襲で倒壊した家屋の前に立つシンガポールの住民たち(C)Illustrated London News Ltd/Mary Evans/共同通信イメージズ

 この島での日本軍による惨殺行為を裁くBC級戦犯裁判は、昭和21(1946)年3月11日からシンガポールで開かれた。もし日本側が裁判もなしに現地の住民を殺害していたとなれば、日本軍の幹部将校や参謀などが軒並み処刑されるはずであった。しかし日本側は裁判を行っての死刑判決で処刑したと…

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