麻生太郎氏が森喜朗氏でおなじみの地方紙で大放言!自民のあちこちに“毒”放つオレ様ぶり
自民党の麻生太郎副総裁の大放言が永田町でちょっとした話題になっている。森喜朗元首相がしょっちゅう登場している北陸の地方紙「北國新聞」の「総理が語る」というシリーズ企画(5月16日付)に登場。オレ様ぶり全開で多方面に“毒”を放ち、ツッコミどころ満載なのだ。
永田町に吹いている「広島サミット後解散風」については、<「勢いのあるうちにやってくれたら助かるな」という選挙の弱い人の考えでしょう>とバッサリ。解散は常識的には、4年の任期を折り返す今秋以降と予想する。
4月の衆参補欠選挙で自民が4勝1敗だったことについては、〈千葉5区で当選した英利アルフィヤさんといい、候補者の選定がよかったと思います>と、麻生派に入った新人の名前を挙げた。
「1敗の和歌山1区は、世耕参院幹事長が推した二階派の元職だった。『和歌山は候補者が悪かった』ってことでしょうか。世耕さんと二階さんへの当てつけに聞こえる」(自民党中堅議員)
統一地方選で躍進した維新についても、<勢いであれば「新自由クラブ」の方がすごかったですよ><今の維新には圧倒的に求心力のあるリーダーが見えません>と皮肉たっぷりだ。