アベノミクスの検証と反省をしない限り「失われた30年」は40年、50年とつづく
『必要なのはアベノミクスで行われてきた超金融緩和政策の検証、反省だ』(岡田克也・立憲幹事長)
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これは2月15日の『JIJI.COM』、『与野党、アベノミクス行方注視 岸田首相、路線「総括」課題に』という記事の中の岡田さんの言葉。
政府が日銀総裁に植田和男氏を起用することを決めたことについての。
岡田さんのいう通りだ。アベノミクスを行ってから、ある程度、時間が経った。今の日本の現状──格差の状態や困窮者の増加、経済成長率などを鑑みれば、アベノミクスが失敗したのは一目瞭然である。
じゃあ、日本はこれからどうするのか? いちばんシンプルな答えは、アベノミクスで失敗したのだから、アベノミクスを直ちにやめることだと思う。そのために大事なのは、岡田さんがいうように、検証と反省をすること。
同記事にあった立憲の安住国対委員長の言葉もわかりやすかった。
「じゃぶじゃぶの金融緩和政策といううたげの後片付けを、どう影響を小さくしながらやっていくのか、考えをただしたい」