岸田首相が画策する必死のゼレンスキー詣での仰天プラン…G7広島サミットまで100日

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「プーチンの戦争」が火蓋を切って丸1年の節目が迫り、ウクライナの緊張は一層高まっている。開催まで100日あまりとなったG7広島サミットを控え、岸田首相の“箔付け”キーウ訪問プランは頓挫必至だ。ゼレンスキー大統領と直接会談したことがない唯一のG7首脳のまま、政権浮揚を懸ける「勝負の日」を迎えるのか──。起死回生の仰天プランが浮上している。

 ウクライナのレズニコフ国防相は1日、仏メディアの取材に「ロシア軍は(侵攻開始1年の)2月24日前後に何かしらの試みをしようとするだろう」と話し、大規模攻撃を仕掛けられる可能性を指摘。プーチン大統領が昨年9月に発表した予備役約30万人の部分動員について、「国境にいる部隊を見る限り、実際の人数はこれよりずっと多いとわれわれは評価している」とも分析。ウクライナに配置された人員は50万人に上ると示唆した。

 現地が緊迫の度合いを増す中、ウクライナ側に警護の負担を強いる岸田のキーウ訪問は現実的ではない。それでもゼレンスキーとの直接会談を切望する岸田の「プランB」として報じられたのが、米ニューヨークへの押しかけ。ゼレンスキーが検討している24日の国連本部訪問に合わせ、岸田も訪米して会談する案が浮上しているという。

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