「育休リスキリング」に批判殺到…岸田さん、なにも考えてないの?
「育休、産後を甘く見るということではない。発言はより丁寧に誤解のないように発信していく」(岸田文雄・総理大臣)
これは1月30日の衆院予算委員会での、岸田首相の言葉。産休・育児期間中の人たちのリスキリング(学び直し)を支援するとした自分の発言が批判されていることについて釈明をしたもの。ほかにも、児童手当の所得制限撤廃について聞かれ、
「結論については今この場で申し上げることはできない」
とかいってたわい。
つまり、今国会の目玉、少子化対策の一つということで、世間様にウケるかなと思い、リスキリング支援をババーンと打ち出してみたものの、「育児を軽く見ている」と逆に世間様から呆れられてしまった。
まぁな、あたしも赤ん坊を背負って、立ったまま流しでご飯を食べるような毎日だった。そんな中、「リスキリングしちゃえ(キリッ)」といわれたら、軽くキレたくなるだろう。
そして、岸田さんは30日の国会で、「そんなつもりでいったんじゃない」と言い訳をすることになる。肝心な児童手当の所得制限については、まだそこまで考えてないらしい。