プーチン大統領はやはり「がん」? ウクライナ国防省「死期は近い」明言で体調悪化説が再燃
かなり深刻なのか。プーチン大統領の体調悪化説が再燃している。
ウクライナ国防省の情報機関トップ、ブダノフ情報局長が4日までに、米ABCテレビのインタビューに答え、プーチン大統領の健康状態について「がんを患っている」「死期は近いがその前に我々が勝利を収める」と明言した。
これまでもプーチン大統領には「血液がん」「すい臓がん」「パーキンソン病」など重病説が飛び交ったが、「死期は近い」という指摘は初めてだ。ブダノフ局長は、プーチン大統領に近い人物から情報を得たという。
さらに、デンマークの日刊紙ベアリングスケも昨年12月30日、プーチン大統領の病状について報じている。「プーチン大統領は、現在、がん疾患など深刻な病気を患っていることはない」「ただし、深刻な慢性痛に苦しめられている」──というデンマーク軍事情報局ロシア分析チーム長のヨアキム氏の発言を伝えた。
ヨアキム氏は、プーチン大統領が慢性痛によって健康が悪化し、長期執権の可能性が低くなっていると分析しているという。ウクライナ発の情報は、プロパガンダの可能性があり割り引く必要があるが、第三者であるデンマーク発の情報だけに注目されている。