“差別主義者”杉田水脈議員を野放しにしてきた岸田首相も同罪だ
いよいよ今年もあと少し。このコラムも年内最後の回である。といっても1週間もすればまた同じように続いていくわけで、だから年が変わるといっても普通の毎日の連続に過ぎない、という人もいる。でもまあやっぱり年があらたまるとこれまでの一年をチャラにして心機一転新年からはという気になる。
今一番今年のことをチャラにしたいのは岸田首相ではないだろうか。安倍氏銃撃事件でパンドラの箱が開き、統一教会問題が噴出し、なんとか内閣を一新して対応したが、今度は閣僚の不祥事が相次いで辞任ドミノ。内閣支持率は急落。さらにここに来て秋葉復興相を事実上の更迭、そして問題山積みの政務官杉田水脈議員も更迭した。
いや遅いよねえ。この人。なんでもっと早く決断できないんだろう。そもそも何につけても、この人の意思ってものが感じられない。誰かの指示に従っているだけなのかなって疑ってしまう。
「聞く力」とは自分の周りの人の意見を聞く力のようで、国民の声を聞く力ではないらしい。
安倍さんも一等最初は頼りがいのある感じに見えていたが、そのうち無知で無教養だとバレて、人間的には空っぽだとわかった。菅さんも権謀術数には長けていたが、自分のやりたい事はなかった。そして岸田さんも理知的な容姿とは裏腹に、実は中身は空っぽなのではないのか。