ラサール石井
著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

“差別主義者”杉田水脈議員を野放しにしてきた岸田首相も同罪だ

公開日: 更新日:

 いよいよ今年もあと少し。このコラムも年内最後の回である。といっても1週間もすればまた同じように続いていくわけで、だから年が変わるといっても普通の毎日の連続に過ぎない、という人もいる。でもまあやっぱり年があらたまるとこれまでの一年をチャラにして心機一転新年からはという気になる。

 今一番今年のことをチャラにしたいのは岸田首相ではないだろうか。安倍氏銃撃事件でパンドラの箱が開き、統一教会問題が噴出し、なんとか内閣を一新して対応したが、今度は閣僚の不祥事が相次いで辞任ドミノ。内閣支持率は急落。さらにここに来て秋葉復興相を事実上の更迭、そして問題山積みの政務官杉田水脈議員も更迭した。

 いや遅いよねえ。この人。なんでもっと早く決断できないんだろう。そもそも何につけても、この人の意思ってものが感じられない。誰かの指示に従っているだけなのかなって疑ってしまう。

「聞く力」とは自分の周りの人の意見を聞く力のようで、国民の声を聞く力ではないらしい。

 安倍さんも一等最初は頼りがいのある感じに見えていたが、そのうち無知で無教養だとバレて、人間的には空っぽだとわかった。菅さんも権謀術数には長けていたが、自分のやりたい事はなかった。そして岸田さんも理知的な容姿とは裏腹に、実は中身は空っぽなのではないのか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    吉村府知事の威勢どこへ? 大阪万博宣伝「チャンス」連発から一転、“ダンマリ”にしれっと変節

    吉村府知事の威勢どこへ? 大阪万博宣伝「チャンス」連発から一転、“ダンマリ”にしれっと変節

  2. 2
    ヤマト運輸「大量解雇」は数千人規模 個人事業主約3万人に続き、パートも対象へ

    ヤマト運輸「大量解雇」は数千人規模 個人事業主約3万人に続き、パートも対象へ

  3. 3
    「イトーヨーカ堂」が都内屈指の好立地店から立ち退きのナゼ…ライバル「イオン」が後継テナントに

    「イトーヨーカ堂」が都内屈指の好立地店から立ち退きのナゼ…ライバル「イオン」が後継テナントに

  4. 4
    浜崎あゆみ FNS歌謡祭で「Who...」熱唱も…またもや“別人疑惑”、「まさにwho?」の声も

    浜崎あゆみ FNS歌謡祭で「Who...」熱唱も…またもや“別人疑惑”、「まさにwho?」の声も

  5. 5
    岸田政権の少子化対策また的外れ…子ども3人世帯「大学無償化」に《不公平だ》と批判殺到

    岸田政権の少子化対策また的外れ…子ども3人世帯「大学無償化」に《不公平だ》と批判殺到

  1. 6
    山下美夢有 史上最年少で2年連続女王の快挙に白い目…ゴルフ関係者も呆れる“マーク問題”

    山下美夢有 史上最年少で2年連続女王の快挙に白い目…ゴルフ関係者も呆れる“マーク問題”

  2. 7
    ヤンキースからラブコールの山本由伸 カネ以外に求める「付帯条件」が分かった!

    ヤンキースからラブコールの山本由伸 カネ以外に求める「付帯条件」が分かった!

  3. 8
    人気絶頂の国内女子プロゴルフ、凋落の始まり? 21年GMOに続き楽天・三木谷社長も撤退の不穏

    人気絶頂の国内女子プロゴルフ、凋落の始まり? 21年GMOに続き楽天・三木谷社長も撤退の不穏

  4. 9
    松野官房長官「1000万円超」裏金キックバック疑惑にゼロ回答…国会でも“アルマジロ”の本領発揮

    松野官房長官「1000万円超」裏金キックバック疑惑にゼロ回答…国会でも“アルマジロ”の本領発揮

  5. 10
    小平智と古閑美保の離婚ウラで囁かれる…“本命”人気男子プロの離婚情報

    小平智と古閑美保の離婚ウラで囁かれる…“本命”人気男子プロの離婚情報