【宮崎】4選目指す自民現職強し、野党陣営は候補の一本化に失敗
○当選圏内、△拮抗でやや優勢、▲拮抗でやや劣勢。左印は政治評論家・野上忠興氏、右印は政治ジャーナリスト・泉宏氏の予想。
宮崎(改選数1)
○○松下 新平55 自現
黒田 奈々48 立新
黒木 章光45 国新
白江 好友33 共新
森 大地30 N新
4選を狙う自民現職の松下が強い。県内14カ所に連絡所を設け、万全の体制を取っている。
昨年の衆院選では宮崎1区が“保守分裂選挙”となり、自民現職が敗れ、立憲新人に議席を奪われたが、参院選ではまとまって戦っている。松下本人も決起大会で「必ず保守王国の宮崎を死守する」と挨拶している。
一方、野党陣営は候補の一本化に失敗。衆院選では、立憲民主と国民民主が1区と2区で候補をすみ分け、1区は立憲新人が当選、2区も国民新人が比例復活したが、この参院選では完全に対立した状態だ。