【兵庫】3議席目を狙う立民・相崎と公明・伊藤「横一線のマドンナ」対決
兵庫(改選数3)
○当選圏内、△拮抗でやや優勢、▲拮抗でやや劣勢。左印は政治評論家・野上忠興氏、右印は政治ジャーナリスト・泉宏氏の予想。
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【兵庫】
○○末松 信介66 自現
△○伊藤 孝江54 公現
▲ 相崎佐和子49 立新
○○片山 大介55 維現
小村 潤46 共新
速水 肇37 N新
山崎 藍子37 N新
中曽千鶴子60 N新
維新・片山と文科相を務める自民・末松の現職2人が先行し、3議席目を公明現職の伊藤と立憲新人の相崎が激しく競り合っている。
公示後初の選挙サタデーとなった25日朝、JR姫路駅前で伊藤は「定数3の圏外にはじき飛ばされている」と顔を真っ赤にして訴えた。支援組織の高齢化を指摘されて久しいが、確かに若い聴衆は目立たない。
■公明「全国で一番厳しい選挙区」
記者が「ホントにヤバいのか」と支援者に聞くと「4番目。圏外や」。応援に入った公明の山本香苗参院議員も「全国で一番厳しい選挙区だ」と語った。
危機感を強めているのは、自民の協力が不透明だからだ。昨秋の衆院選で県内の比例票は公明30万。32万票の立憲に及ばず4位だった。参院兵庫選挙区の当選ラインは50万票とされ、自民票の“助け”が喉から手が出るほど欲しいのだ。