18歳高校生「AV出演強要」問題に業界の困惑とホンネ…成人年齢引き下げで国会でも議論に
今月から成年が20歳から18歳に引き下げられ、国会でも議論になったのが、高校生の「AV出演強要」問題だ。
18~19歳は今後、親権者の同意なき契約を取り消せる未成年者取り消し権の対象外となるため、18歳の高校生にAV出演を強要する被害が広がるのでは……そう懸念されているのだが、あるAV業界関係者は「そりゃ、ごく一部の悪徳業者は存在しますけど」と困惑しながら、こう明かす。
「業界も不景気なのに、当局に目をつけられそうな危ない橋を渡るAVプロダクションやメーカーなんて、今はまずありませんよ。業界団体に所属している老舗ならなおさらで、制作費だってかつての2分の1、3分の1に減ったとはいえ、それでも100万円単位でかかる。出演を強要したなんてクレームが付いて発売中止になったら、大損害ですからね」
十把ひとからげにして語られるのは困るというわけで、芸能プロ関係者もこう口を揃える。
「強引なスカウトや無理強いをすれば、今はSNS上ですぐに悪評を拡散されてしまいます。事務所の悪い噂が広がれば、もともと出演希望の女の子まで集まらなくなる。最近はイメージが悪化しないように相当気を使っているのに、そんなバカな真似はしません」