高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

菅首相の手法は戦略も戦術も定見もなく「おかしい」尽くし

公開日: 更新日:

 22日の横浜市長選で菅義偉首相の支援を受けた小此木八郎前国家公安委員長が惨敗した原因について、自民党中堅議員に尋ねると、「彼我の現地司令官の違いだ」と言う。

 立憲民主党側の司令官は江田憲司代表代行で、山中竹春候補を発掘し、共産・社民両党や連合も支援する事実上の野党統一候補に仕立て上げ、しかも裏では「ハマのドン」と言われる藤木幸夫やカジノ住民投票署名運動の岡田尚代表らと手を結んで勝てる構図をつくり上げたのは見事だった。

 で、小此木側の司令官は坂井学内閣官房副長官だったのか。

「いや、坂井は自民党横浜市連会長だから、形の上ではそうだが、実際は菅首相ご本人。首相はもともと人に任せることができず、独断専行して上から目線で押しつけるタイプ。ましてや横浜は自分の牙城で、自民系市議36人の中に自分の秘書経験者が5人もいるので、意のままに動かせると思っている。それが今回、裏目に出た」と彼は言う。

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