高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

「小選挙区制25年」で日本が考えるべき政権交代の形

公開日: 更新日:

「東京新聞」の別刷りサンデー版には見開き2ページの「大図解」シリーズが長く続いていて、「学校の教材に役立つ」という副題のとおり、時事問題を図版を多用して分かりやすく解説している。

 7月25日付のテーマは「小選挙区25年」で、1996年10月に小選挙区比例代表並立制による初めての衆院選が行われてからの四半世紀を振り返っている。そうか、もう25年も経ったのか……と感慨深くこの紙面を読んだ。

 88年のリクルート事件、それに追い打ちをかけるように92年には金丸信自民党副総裁が東京佐川急便からの献金問題で辞任。これにより、自民党のド真ん中にあった竹下派(経世会)に亀裂が走り、小沢一郎、羽田孜、渡部恒三らが別派を立てて選挙制度改革を主張し始めた。

 明けて93年の「政治改革国会」では、後藤田正晴副総理の主導で選挙制度改革案が上程されたが、時の宮沢喜一首相はホンネが「中選挙区制維持」なので、あいまいな態度。それに怒って後の新生党になる小沢グループ、武村正義ら後の「さきがけ」グループが新党結成に突き進む構えをとった。

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