西村コロナ担当大臣“令和の預金封鎖令”発言で政府が火消しに躍起 ツイッターで謝罪も批判止まず
8日の記者会見で、4度目となる緊急事態宣言発令を踏まえ、「休業要請に応じていただけない店については、金融機関に対してしっかり情報を共有しながら順守の働きかけを行っていただく」などと発言した西村康稔コロナ担当大臣。飲食業だけでなく国民からも〈令和の預金封鎖令だ〉〈非常識!〉〈反省しなくていいから議員辞職して欲しい〉などと批判が巻き起こっている。
11日、西村大臣はツイッターを更新し、「飲食店の皆様には、新型コロナ対策にご協力頂き感謝申し上げます。この度は、私の発言で、混乱を招き、特に飲食店の皆様に不安を与えることになってしまいました。何とか感染拡大を抑えたい、多くの皆様にご協力頂きたいとの強い思いからではありますが、趣旨を十分に伝えられず反省しております」と謝罪。
そのうえで、「決して融資を制限するといった趣旨ではありませんでしたが、様々なご指摘を重く受け止め、飲食店の皆様のご不安を払拭するため、金融機関への働きかけは行わないこととしました。今後、飲食店の皆様には、時短等の要請にご協力頂けるよう、協力金の先払い制度を導入し迅速な支給を行ってまいります」と釈明した。