平井デジタル改革相まるでヤクザ!アプリ開発費でNEC恫喝
「一発、遠藤のオッチャンあたりを脅しておいた方がいい」「グチグチ言ったら完全に干す」「やるよ本気で、やる時は」――まるでヤクザの親分だが、平井卓也デジタル改革相が今年4月の内閣官房IT総合戦略室の会議で、幹部らを前にこう言ってのけたという。11日の朝日新聞が報じた。
“遠藤のオッチャン”とは、遠藤信博NEC会長のこと。国は今年1月、東京五輪での海外からの観光客や大会関係者の健康管理のためのアプリ開発を、NECなどの共同事業体に約73億円で発注した。その後、海外客の受け入れ中止で顔認証などの機能が見直され、NECはすでに開発をほぼ終えていたにもかかわらず、5月31日になって約38億円に減額された。
そんな無理が通った裏には、平井のヤクザ顔負けの脅しがあった?