適菜収
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適菜収作家

近著に「ニッポンを蝕む全体主義」「日本人は豚になる」「思想の免疫力」(評論家・中野剛志氏との対談)など、著書45冊以上。「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。本紙連載が書籍化「それでもバカとは戦え」好評発売中

間違い認めず自己正当化する連中から社会を防衛するには?

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルスの流行があらたな局面に入ってきた。感染者に変異株の占める割合が高まり、関西では既に主流となっている。世界では死者が300万人、国内では1万人を超えた。変異株による重症者も40代や50代が増えている。また発症から重症化までの日数も従来株より短い。大阪はすでに医療崩壊。ワクチンの入手も遅れに遅れ、変異株に対応できるのかもわかっていない。

 このように新型コロナは日々刻々と変化しているのに、頭の中を更新できない人たちがいる。

 昨年の春ごろだったら不安に支配された人たちをだますことができた「コロナ楽観論」をいまだに説いて回る悪質な連中もいる。

「自分は社会の困窮者を救う悲劇のヒーローだ」みたいな自己陶酔に浸った大学教授が、正義(と本人が思い込んでいるもの)のために暴走し、最後には陰謀論者の集団と一緒になって声明を出すようなケースもあった。

「新型コロナは他の疾病に比べても大騒ぎするようなものではない。メディアが騒ぐので過剰な行動制限がかかり経済が疲弊している。これは全体主義だ」といったレベルの言説も一時期蔓延していたが、こちらもいまだに繰り返す人々がいる。

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