2019年参院選をめぐる河井案里陣営の買収事件で公判中の河井克行元法相(衆院広島3区)が、議員辞職の意向を固めたという。
公職選挙法の規定で、妻の案里の当選無効に伴う参院広島選挙区や同長野選挙区、衆院北海道2区に合わせた補欠選挙(4月25日投開票)は行われず、次期衆院選に吸収される。
起訴状によると、克行は19年3~8月、県議ら計100人に妻の案里への投票などを依頼し、総額約2900万円を提供したとされる。
補選で3連敗どころか4連敗すれば一巻の終わりなだけに、菅首相はホッと胸をなでおろしていることだろう。