火に油を注いだ森会長には五輪中止まで暴走してほしかった
英ガーディアン紙、米ニューヨーク・タイムズ紙をはじめ、世界中のメディアは一連の発言を報道。現在、日本が置かれている状況を森は見事に発信してくれた。
周辺も続々と追加燃料を投下。菅義偉と官房長官の加藤勝信は「森会長の発言内容の詳細について承知していない」とすっとぼけたが、これで世論はさらに沸騰。
東京都知事の小池百合子は「絶句した」などと言っていたが、こいつらは内心ではほっとしていると思う。世間の目が森に向かえば五輪中止により発生する責任問題から自分たちは逃げることができる。
招致の際に安倍晋三が流した福島原発事故に関する数々のデマ、当初の発表から4倍以上に膨れ上がり3兆円を突破した予算、竹田恒和JOC前会長の贈賄容疑、新国立競技場設計の迷走、エンブレムのパクリ騒動……。当初から一貫して嘘と汚辱にまみれたクソ五輪。森は辞任を拒否し、五輪が中止になるまで暴走を続けてほしかった。