案里被告「日当90万円」のボロ儲け 参院居座り血税を浪費
これぞムダ金、血税の浪費だ。参院選買収事件をめぐり、1審で有罪判決(懲役1年4月、執行猶予5年)を受けたものの、いまだ国会に居座る河井案里被告。コロナ禍で休業を余儀なくされても雇用調整助成金は上限1万5000円のケチケチなのに、犯罪者が税金でヌクヌクなんて冗談じゃない。
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27日の参院予算委員会で、立憲民主党の石橋通宏議員が案里被告の活動状況などを参院事務局に確認。それによると、国会議事堂の本館と分館の登院表示板が押された記録は2019年が10日、20年は35日。支払われた歳費は19年が853万7195円、20年は1974万3205円だった。このほかに、文書通信交通滞在費として毎月100万円が支給されている。「一度も国会で質問していない。登院数で割ると1日当たり90万円になる」(石橋氏)という。案里被告は昨年10月末に保釈後、一度たりとも国会に出ていない。