こんなに違う!「桜を見る会」とロッキード事件の国会対応

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 桜疑惑をめぐり、国会で大嘘をつき続けてきた安倍前首相に対し、野党は証人喚問を要求しているが、自民党は応じる気はない。あろうことか、議院運営委員会で公開での“説明”で幕引きを図ろうとしているのだから、国民をなめるのにもほどがある。

 そんな折、改めて、注目すべきは45年前にはじけたロッキード事件だろう。このほど国際ジャーナリストの春名幹男氏が15年の歳月を費やした大著「ロッキード疑獄 角栄ヲ葬リ巨悪ヲ逃ス」(KADOKAWA)を上梓した。そこにはなぜ角栄が逃げられなかったかが新事実に基づき、詳細に書かれている。①当時の首相、三木武夫がやる気だった②野党の追及も鋭かった③米国は角栄の日中国交正常化を問題視し三木を応援していた。さらに④の理由として角栄は捕まったが実は米国にはいまだ公開されていない資料があり巨悪は逃れたことが書かれている。国際政治は魑魅魍魎だが少なくとも、三木は角栄を追い詰めた。ここが今回とは違うところだ。

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「1976年2月4日、上院外交委員会多国籍企業小委員会(チャーチ小委員会)でロッキード社の対日販売工作が暴かれると、日本も大騒ぎになりました。三木首相は野党寄りのスタンスを取って、野党が求めた米国への資料要求に応じ、証人喚問にも前向きに対応しました。2月6日の衆院予算委員会では『日本の政治の名誉にかけても真相を究明する』と答弁し、チャーチ小委員会で丸紅幹部やフィクサー児玉誉士夫、小佐野賢治らの名前が出ると、2月16日には彼らは証人喚問されたのです(児玉は病気を理由に欠席)。しかも三木首相は荒船清十郎予算委員長を説得し、複数回の証人喚問をやらせている。野党も頑張っていて、社会党の爆弾男、楢崎弥之助氏は半年前に米上院銀行委員会の調査資料を入手し、角栄、ニクソンの間でロッキード社の次期対潜哨戒機とトライスターを買う密約があったのではないか、とぶつけているのです」(春名幹夫氏)

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