菅内閣に早くも黄色信号が点滅…自民党内の擁護勢力が消滅
菅政権の支持率は発足時に60%台あった。
「高校卒業後に秋田から上京し、段ボール工場に就職」「アルバイトの資金で法政大学に進学」「たたき上げの政治家」……などのイメージが国民から歓迎されたようだが、菅内閣は「安倍政策を踏襲する」を旗印にしたため、安倍前内閣の支持率を大きく上回るのは不可解だった。
その菅首相に対して国民の間で「?」といった感情が芽生えたのが、日本学術会議会員の任命拒否問題だった。
さらに新型コロナウイルスの感染が拡大し、多くの人が「旅行で人的接触を拡大することは感染拡大につながる」と懸念する中、「Go To トラベル」の実施を継続。「大人数の会食は大声で話し唾を飛ばす可能性が高いので、5人以上の会食を控えるように」と政府が呼び掛ける中、二階幹事長や杉良太郎氏、森田実氏、みのもんた氏、王貞治氏らと銀座の高級ステーキ店で会食した。