安倍前首相の後援会が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、東京地検特捜部が安倍前首相から任意で事情を聴いた。
特捜部は、公設秘書については略式起訴とする一方、安倍氏本人は前夜祭費用の補填などの実態を知らなかったとして不起訴とする公算が大きい。特捜部の腰くだけに怒りの声が上がるのは必至だ。
衆院調査局によると、この問題をめぐる安倍前首相の虚偽発言はなんと118回。自民党は安倍前首相の国会説明を非公開で行う案で逃げ切ろうとしているが、多くの国民は納得しそうにない。朝日新聞の世論調査によると70%が「国民が見られる公開の場でやるべき」と回答している。