住民投票2度否決 維新の解散こそが最大の「無駄排除」だ
11月1日、大阪市を廃止し特別区に分割することの是非を問う住民投票が行われ、約1万7000票の僅差で反対多数となり否決された。前回もそうだが、「事実」を知らずに大阪市解体に賛成した人が相当数いた。この連載でも指摘してきたように、大阪維新の会が確信犯的に嘘、デマ、プロパガンダを社会に垂れ流してきたからだ。
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住民投票で否決されたことはよかったが、問題はこの先だ。政令指定都市がいかがわしい集団に狙われたという事実には変わりはない。維新の会の問題を根本的に解決しない限り、この先も連中は同じことを仕掛けてくるだろう。実際、参院議員の東徹は、住民投票の翌日に「必ず3度目の挑戦」などとツイート。大阪市民は維新の会に完全にバカにされていることに気づいたほうがいい。