これが菅新政権「閣僚名簿」人気優先で解散総選挙へシフト
ポスト安倍を決める自民党総裁選は8日告示。演説会や共同会見が組まれるなど、選挙戦が本格化した。といっても、菅官房長官の圧勝はほぼ確実。党内の関心事は早くも「菅政権」の人事に移っている。早期解散説が浮上し、総選挙向けの人気取り内閣となるのではないか、とみられている。
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安倍首相を辞任に追い込んだ原因のひとつが、内閣支持率の下落だった。
デタラメ続きの新型コロナウイルス対応に世論が激怒。支持率は30%台にまで落ち込んでいたが、辞意表明を機に反発し、各社の世論調査で20ポイント前後もアップした。自民党の政党支持率もおよそ10ポイント上昇。マサカの“不祝儀相場”に自民党は勢いづき、永田町ではにわかに解散風が吹き始め、「10.25投開票」「11.1投開票」「12.6投開票」といった日程が飛び交っている。