維新とタッグ説まで 永田町に飛び交う“解散総選挙Xデー”
新政権発足直後に総選挙――。自民党総裁選(8日告示、14日投開票)で、菅官房長官の勝利が確定的となる中、永田町の関心事は衆院解散・総選挙の時期に移り、与野党議員が浮足立ってきた。「10月25日投開票」の他、日本維新の会とタッグを組む「11月1日投開票」、新型コロナウイルス対策の3次補正を打ち出し「12月6日投開票」などの説が飛び交っている。
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安倍首相が辞意表明した直後から、永田町では「今後の政治日程」なるものが複数出回り、「10月25日衆院選投開票」と記されていた。自民党内がガタガタするのを引き締める目的や野党に対するブラフと見られていたが、共同通信の世論調査で内閣支持率や自民党支持率が急上昇し、朝日新聞の「ポスト安倍」調査で、菅氏が石破氏に10ポイント以上の差をつけてトップに躍り出ると空気は一変。6日は党三役の鈴木俊一総務会長が、テレビ番組で「新内閣ができてフレッシュで、評価が高い時に国民の信を問う。一つのタイミングだ」と言い出した。
こんな情報も流布されている。