グロッキーな安倍首相 小池知事の“夏休み妨害”に怒り心頭
国会も開かず、会見もサクッと切り上げ、お疲れモードの安倍首相が、夏休みを取れずイライラを募らせている。ほぼ毎年、この時期は地元・山口県に帰省し、休養するのがお決まりだが、今年は夏休みの取得を“女帝”小池都知事に「妨害」されているのだという。時事通信が12日「首相の夏休み、中ぶらりん」との見出しで報じ、永田町で話題になっている。
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安倍首相は毎年、お盆の時期に地元で墓参りし、13日には花火大会に参加するのを習慣にしている。“政府”が帰省自粛を求めていないこともあり、今年も予定通り夏休みを取る予定だったという。ところが、都内でのコロナ感染者拡大を受け、小池知事が6日の会見で「特別な夏」と記されたフリップを掲げ、都外への旅行や“帰省”を控えるよう呼びかけたことで状況が一変。政府とは真逆の立場を打ち出されたことで、安倍首相は夏休みをキャンセルせざるを得なかったという。