安倍首相の長い夏休みにあんぐり…臨時国会召集10月下旬に
新型コロナ禍で日本経済が悲鳴を上げる中、「安倍首相の夏休みが長すぎる」などと世間から批判を浴びてきた政府・与党。ようやく臨時国会を召集する方向で調整に入ったというが、なんと召集は早くても10月下旬以降だという。
4日の朝日新聞によれば、「いますぐ審議する法案がない」(自民党幹部)として早期の臨時国会召集に応じない考えだ。野党は憲法53条に基づき早期召集を求めているが、完全に無視。朝日は「野党の質問は政府批判ばかり。そのために国会を開くのはどうか」との公明党幹部のコメントも伝えている。
新型コロナ対策を巡り、今月下旬にも国会の閉会中審査で審議する予定だが、野党側が求める首相の出席にも応じない方針だ。一体、どれだけ夏休みを満喫し、コロナ禍の現実から逃げ続けるつもりなのか。
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