検察庁法改正案審議中に…自民平井議員「ワニ動画」を閲覧
国民の怒りが集中している「検察庁法改正案」の国会審議中に、随分とお気楽なものだ。
自民党の平井卓也・前科学技術担当相が13日の衆院内閣委員会で、野党議員の質疑中に自ら持ち込んだタブレット端末で、動物の動画を約5分、閲覧したという。14日の毎日新聞が報じている。
委員会は午前9時から始まった。平井氏は、開始間もない同9分から約5分間にわたり、巨大なワニが歩いたり、大蛇に噛みつかれたりする動画を見た。音声は出ていなかったという。
平井氏がワニ動画を見ていたのは、無所属の今井雅人議員が武田良太行革担当相を厳しく追及していた最中だった。その後、武田氏のズサン答弁が原因で野党が委員会室を退出するほど紛糾した。
平井氏は毎日新聞に「たまたま(動物の動画が)出ちゃった」と話したというが、あまりにも緊張感がなさすぎる。
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