おとぎ話のラストが「そしてみんなが死にました」でいい?
「あなたたちが話しているのは、お金のことと経済発展がいつまでもつづくというおとぎ話ばかり。恥ずかしくないんでしょうか」(グレタ・トゥーンベリ)
これは23日、ニューヨークで開かれた国連気候サミットでのグレタさんのスピーチ。グレタさんはスウェーデンの環境活動家だ。まだ16歳。
グレタさんは「もしあなたたちが状況を理解していながら行動を起こしていないのであれば、それはあなたたちが邪悪な人間ということになる」ともいった。そして、それを信じたくないとも。
16歳にして強烈な嫌味を放ったのか、まだ16歳だから大人を信じてみたい気持ちがあるのか?
49歳、小国に住むオバハンの考えは逆ですな。
世界を仕切っておる人間が、世界の状況を知らないわけがない。むしろ、誰よりもわかっておる。でも、彼らは世界がどうなろうと構わないの。ぎりぎりまで自分や自分の仲間の儲けしか考えない。根っから邪悪なんだから。
グレタさんの話は、地球の二酸化炭素の排出量を、それぞれの国がエゴ丸出しで抑えられないという批判だけじゃないだろう。